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2020.6.21 「キリストに倣い歩む」(要約) ローマの信徒への手紙15:1-6

1:  弱い者

 当時の教会には「ユダヤ人キリスト者」と「異邦人キリスト者」という二つのグループがありました。ここでの「弱い人」とは「律法に縛られているユダヤ人」から表現する、何かに縛られている者を表しているのです。ここでは、神様によって自由に生きる者となることを教えているのです。私たちにはすべてのことが許されている。しかし、私たちは、この世の何かに縛られて生きるのではなく、自分の体で神の栄光を現すために生かされているのです。

 

2:  キリストの軛を負う

 1節では、「わたしたち強い者」と語りますが、このことを語るパウロも含め、私たち人間は欠点を持っています。欠点が、人間の弱さであれば、人間はすべての人間が「弱い者」です。ここでの「強い者」とは欠点がないことではなく、そのような自分を受け入れて下さっている神様のことを知る者のことです。

 イエス様は、私たちが何も軛を負わなくなることを解放とするのではなく、「わたしの軛を負いなさい」「わたしの荷は軽い」と教えられているのです。「強い者」とは、イエス・キリストの軛を負うこと、キリストに囚われ生きる者を意味します。「自分の満足を求めるのではなく、隣人を喜ばせなさい」と教えます。傲慢になり、人を裁く者となるのではなく、お互いを大切に生きていくことを教えます。

 

3:  キリストに倣い歩む

 人生の最初から最後まで隣人に仕え、隣人の弱さを共に担い生きた方はイエス・キリストただ一人です。イエス様の人生は、すべての人間の弱さを共に担うためにあったのです。このイエス・キリストによる神様の愛を求めて生きる時、私たちはキリストによる強さを得るのです。

 「忍耐」とは、ただ、何があってもじっと我慢していることではありません。愛の源であるキリストに倣い生きることです。 

 聖書は「隣人を喜ばせなさい」そして、「キリストに倣い、互いに思いを抱きなさい」と教えます。そこに、すべての人が心を合わせ、同じ思いをもって、イエス・キリストの神、イエス・キリストこそが救い主とほめたたえて生きる道となるでしょう。(笠井元)