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2020.4.26 「種を蒔き、水を注ごう~神様に期待して~」(要約) Ⅰコリントの信徒への手紙3:1-9

 「種を蒔き、水を注ごう」。今、私たちはどこに福音の種を蒔くのでしょうか。私は、皆さんと同じ場所で共に礼拝ができない中で、自分も福音の種をいただきたい、そして皆さんと分かち合いたいと思うのです。今は皆さんと共に礼拝できる時が来ることを神様に期待し待ち望んでいます。

 

1:  兄弟と呼びかける 

 パウロはまずコリントの人々に向けて【兄弟たち】(1)と呼びかけたのです。パウロは、コリントの人々を「乳飲み子」また「肉の人」と呼んでいきます。この呼び方は、コリントの人々の弱さを指摘した呼び方となります。しかし、パウロはそのように呼ぶ前に、まずコリントの人々を「兄弟」と呼びました。教会では、お互いのことを「兄弟姉妹」と呼び合います。それは私たちがキリストによって結ばれた、家族であり、兄弟姉妹だということです。パウロはコリントの人々に「兄弟」と呼びかけました。自分の兄弟として愛し、祈り、そのうえで神様に立ち帰るための言葉を語ったのです。

 

2:  肉の人

 パウロは「あなたがたは肉の人」であると指摘するのです。コリントの人々にとっての関心は、あくまでも「自分」にありました。自分が立派な人間になることでした。【「わたしはパウロにつく」と言い、他の人が「わたしはアポロに」】(3:4)と言い合っているのは、自分のほうがより優れた先生に従っているか、結局、自分の方が優れていると言い合っていたのです。「関心があるところに信仰がある」といわれますが、皆さんは今、何を一番の関心事として過ごしているでしょうか。

 

3:  霊の人

 「霊の人」とは、「自分のための神様」から「神様のための自分」と変えられること、そして「自分のためのイエス・キリスト」から「イエス・キリストのための自分」と変えられていくことです。「神様のための自分」としてこの世界で生き続けられた方はただ一人イエス・キリストのみです。「霊の人」となるとは、神の前にへりくだり自分の弱さを認め、イエス・キリストによる神様の恵みを受け取るということです。

 

4:  種を蒔き、水を注ごう

 今年度は、福音の種を蒔き続けること、水を注ぐことを続けていきましょう。そして、実りを与え成長させてくださる神様に期待していきましょう。

(笠井元)