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2019.7.10 「大胆に御言葉を語る」 使徒言行録4:23-31

1: 仲間と心を一つにして 

 サドカイ派の人々、議会の人々(サンヘドリン)はペトロとヨハネを捕え、「イエス様のことを話さいように」と脅し、釈放しました。

 釈放後ペトロとヨハネは仲間のところに行きました。ペトロとヨハネには、心を一つにする仲間がいたのです。ここに教会としての大切な形があると思うのです。教会の兄弟姉妹は、恐れや不安を共に祈ることができる仲間なのです。ペトロとヨハネの話を聞いた仲間たちは心を一つにして祈りました。

 

2: 創造主なる神様への祈り

 ペトロたちはまず創造主なる神に祈りました。4:24はイザヤ書37;16のヒゼキアの祈りと、詩編145:6の祈りを修正したものとされています。ペトロたちは迫害の中で、まず創造主なる神様に祈るのです。

 4:25-26は詩編2:1-2の引用です。続けて4:27-28で祈りますが、この25-28の祈りは、異邦人、ローマの人々、そしてユダヤの民、ヘロデ、ピラトが「油注がれた聖なる僕イエス」に逆らい、イエス・キリストを十字架に付けていったと語るのです。ここでは敵対する者同士が力を合わせてまで行った十字架の出来事は、すべて創造主なる方によって計画された、神様の御心のうちに行われた出来事だと言うのです。

 

3: 大胆に御言葉を語る 教会の務め 

 ペトロたちは、「大胆に御言葉を語ることができるように」と祈ったのでした。これが、今日の箇所において一番学びたいことです。大胆にイエス・キリストによる福音の御言葉を語り続けることこそが、教会の務めです。イエス・キリストの福音を宣べ伝えるために、教会はあると言ってもいいでしょう。

 ペトロたちは、その御言葉と、力ある業、行いによって、大胆に神様を証していくのです。教会に与えられている使命は、御言葉を語ることと同時に、その業をもって神様を表していくことでもあるのです。

 

 

 

4: 祈り

 ここで祈りが終わったのです。当たり前なのですが、祈りは始まりがあり、終わりがあるのです。わたしたちも、なんでもかんでもずっと祈っていればよいのではない、ただ長く祈ればよいということでもないのです。必要なことを祈っていきたいと思うのです。

 祈りはまず、イエス様の祈りに支えられているということを覚えたいと思います。祈りが終わるとその場所が揺れ動きだしたのでした。「揺れ動く」とは、祈りが聞かれたことを表す一つの言葉です。神様が聖霊を送ってくださったのです。私たちも祈られて、祈り、神様から聖霊をいただき、大胆に語る者とされていきたいと思います。(笠井元)