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2019.1.27 「心を一つとする」(要約)  使徒言行録2:42-47

1:  教会の原型

 今日の箇所は、聖霊が降るというペンテコステの後の記事となります。今日の箇所は教会が誕生した、その時の記事と言ってもいいでしょう。教会の原型、イエス様の十字架と復活を信じる人々は「使徒の教え」「相互の交わり」「パンを裂くこと」「祈ること」を熱心に行ったのです。これが最初の教会の姿でした。人々は「使徒の教え」「相互の交わり」「パンを裂くこと」「祈ること」を通して「心を一つにして」いたのです。

 

2:  心を一つにするために

2:1 使徒の教え

 「使徒の教え」は「礼拝」を意味しています。人々は「使徒の教え」として神様の御言葉を受けとったのです。それは、イエス・キリストの十字架と復活の出来事を自分の出来事として受け取り、自らの罪を悔い改めて、新しい命を得たということです。

2:2 相互の交わり

 人々は「相互の交わり」に熱心でした。人々は、自分の生活にとらわれるのではなく、頭の中が自分の生活の思い煩いでいっぱいになっていたのではなく、イエス・キリストを中心に、お互いに仕え合う生活を行っていたのです。

2:3 パンを裂くこと

 キリスト者は「共にパンを裂き、食事をいただいた」のです。食事はそれぞれの生活基準、生活習慣、文化、そして宗教をとてもわかりやすく表す行為です。その違いから「仲間」を作りだすこともあれば、同時に「差別」を生み出しやすい行為でもあるのです。共に食事をするとき、そこには一つの壁を打ち砕いた関係が生まれているのです。

2:4 祈ること

 祈りは、神様との会話です。私たちキリスト者が祈る相手は、イエス・キリストの父なる神様で、その祈りはイエス・キリストを通して祈り、そして最後には「神様の御心に委ねて」祈るのです。お祈りは、私たち人間と神様の関係を繋ぐ行為なのです。

 

3: 共に生きるチャレンジ

 初代教会の人々は聖霊を受けて、キリスト者として共に生きるために、御言葉を聞き、互いに受け入れあい、支え合い、食事をして、共にお互いの為に祈ったのです。そこには「一つとなろう」という強い気持ちがあったのでしょう。

 私たちは、誰もが、違う生き方をして、違う環境で、違う人生を生きてきたのです。年齢も違いますし、求めているものも違います。共に生きること、心を一つにすることは、他者の思いを大切にし、少なからず、自分自身が痛みをもつことを必要とするのです。

 私たちは心を一つにするために熱心に礼拝し、祈り、お互いの違いを受け入れ、一緒に食事をし、これからも主に仕え、歩んでいきましょう。(笠井元)