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2017.9.6 「過越しの備え」  出エジプト記12:1~28

1. ユダヤの祝日 「過越祭」

 ユダヤの祝日としての「過越祭」について学びたいと思います。ユダヤの祝祭日には、三つの発展段階があります。古代イスラエルの時代、また捕囚後のイスラエルの時代、そして聖書時代後として区別できるのです。また、イスラエルの祝祭日は、遊牧民と農耕民という二つの文化、伝統が結びついているのです。

 過越祭は小羊を屠り、血を塗ることから、羊飼いの祭りとしてあったことがわかるのです。ただこのあとに除酵祭(13:3~)があることから、農耕民としての祭りとしての側面もあるのです。

 

2: 過ぎ越しの準備

 11章では、最後の災いについて話がなされ、12章29節からの場面で、実際にその災いが起こされます。今日の箇所は、その間にある箇所です。ここではこの災いからイスラエルが逃れるための神様が「過ぎ越される」ための方法を伝えていくのです。準備、備えの方法が教えられます。ここからは解放のためには備えが必要だということを教えられるのです。

 神様は解放のために備えることを求められるのです。神様は、人間が解放されるために命をかけてまで働かれる方ですが、人間はその解放を受け取らない道を選ぶことができるのです。人間の自由意志です。そして受け取るためには備え、準備が必要なのです。

 

3: 印ではなく命

 神様はこの救いの備えとして、ただ印として鴨居に血を塗ることを求めたのではないのです。そこには動物の血、つまり命が求められたのです。この印はただの印ではなくそこには命があったのです。過ぎ越しという救いと解放のためには命を必要としたのです。神様による解放、救いのためには命を必要とするのです。

 命による備えによって、本来受けるべき災い「初子の死」が及ばなかったのです。キリスト教では、この人間の救いのための命をイエスの命としているのです。

 

4: 信仰の継承

 儀式を意味も知らずに行うのではなく、きちんとした信仰のうえに行われる必要性を教えています。何代も時代が変わっても、過ぎ越しの儀式が何のためにあったのか忘れてはいけない。それは「主が救いのために、エジプトを撃たれ、しかしまたイスラエルの民は過ぎこされたことを覚えるためである」と教えるのです。

 信仰の継承の大切さと難しさを教えられるのです。キリスト教2000年の中でも、その救いの意味、内容は紆余曲折しながら、様々な意味を考えてきました。「十字架の意味」「復活の意味」、そして「礼典の意味」や「救いの範囲」、「イエスや聖霊の存在の意味」から「教会の意味」、そして「終末の意味」などです。私たちが継承するべき信仰とは何なのか、個人として、バプテストという信仰共同体の一員として、もう一度自分に問いなおしてみたいと思います。(笠井元)