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2017.9.3 「愛の関係に生きる決心」 (要約) マタイによる福音書5:27~32

1:  姦淫 人格を破壊する行為

 旧約聖書では十戒において、「姦淫してはいけない」(出エジプト20:14)と命令されています。姦淫の定義は時代、文化、宗教などによって考え方が違うものとなります。ただ、基本的考え方は同じもので、姦淫するとき、それは隣人の人格を破壊し、また、隣人の人間関係を破壊し、その生き方を破壊するのです。神様はそのような行為を許されていないのです。そしてイエス様は「行為として姦淫する」だけではなく、「心の中でも姦淫してはならない」と教えられたのです。

 

2:  神の祝福をむさぼってはならない

 イエス様は性欲を抱くこと、性行為自体を否定されたのではありません。性欲を抱き、性行為を行うこと自体は自然なことであり、神様から与えられた祝福された行為なのです。

 しかし性行為はお互いをむさぼる行為となる危険性を持っているのです。神様によって与えられた恵みを、自分の情欲だけに任せてしまい悪魔的行為としてしまうということです。このとき、人間はお互いの人格を破壊し合い、また肉体的にも破壊することになるのです。イエス様は「あなたは自分のためだけに生きていないか。自分の欲望のままに他者を見ていないか。他者と共に存在するということを忘れていないか。」と問われているのです。

 

3:  結婚という形

 イエス様は姦淫の事柄に続けて、離婚について語られます。結婚は、神様の前に立つ一つの隣人との関係です。それは「隣人と関係をもつ」という決意なのです。イエス様はこの形を人間関係として認められているのです。同時に、それ以外にも、人間はお互いに共に生きる関係があることをも認められているのです。

 その中で、結婚は人間関係において一番身近で、一番困難を伴う関係ということができるのではないでしょうか。結婚は、神様の導きと愛を必ず必要とする形なのです。

 

4:  正しい愛の関係を目指して

 聖書は、お互いを大切にする関係に生きる決心をするように教えています。神様は、イエス・キリストの十字架を通して、人間を愛すること、愛の関係を持つ決心を示されました。私たちは生半可な気持ちでお互いを愛することはできないのです。時にお互いに傷つき、道を踏み外し、間違え、それでも力を合わせ、傷つけあいながらも、愛し合う。共に神様の愛にしがみついていく。そのような道を歩き出そうという決心が必要なのです。私たちは今、お互いに愛し合う決心、つまり神の愛に従っていく決心をしましょう。(笠井元)