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2016.8.7 「小さなやさしさが起こす『奇跡』」 (要約) ローマの信徒への手紙15:7-13

 

1:  キリストがあなたがたを受け入れた

 当時の教会においての問題は、ユダヤ人キリスト者と異邦人キリスト者の違いであり、そこに発生する人間関係が焦点となっていました。当時はバプテスマを受けるだけでは、一人前のキリスト者とされなかった。割礼を受け、バプテスマを受けることで、本当のキリスト者であるとされたのでした。そのようななかで、ここでは割礼の「ある」「なし」ではなく、ただただ「キリストの十字架によって」、つまり神様の一方的な愛によって人間は救われると教えているのです。

 

2:  やさしさの中にいるキリスト

 今、世界中において「テロ」による悲しい出来事が多く起きています。小さい子どもたちや、老人ホームでの事件・・・先日は障害者に対してその存在を否定した考えによる、悲しい事件が起こりました。まさに絶望といった社会構造の中に生きる私たちですが・・・人間社会の隙間に思いもよらない言葉かもしれないけれど、ときどき、優しい言葉がかけられる時もあるのではないでしょうか。そして私たちは、その社会の隙間のようなところから差し込む光に、イエス・キリストを感じることができるのでしょう。

 

3:  イエス様の言葉

 イエス様が復活された奇跡の時、弟子たちは「自分たちもイエス様と同じように殺されるのではないか」と社会の権力におびえていました。そこに復活のイエス様は来てくださり「あなたがたに平和があるように。」と話されたのです。イエス・キリストがかけられた言葉は「主の平和」、「おはよう」という簡単な挨拶の言葉です。わたしたちが一人ぼっちで、本当に絶望だと思った時に、そこにイエス・キリストは希望の言葉「おはよう」と「平和があるように」と声をかけてくださるのです。それは、どれほど優しく、そして力強い言葉でしょうか。

 

4:  共に生きる

 主イエス・キリストは、復活の中にあって、私たちにやさしい言葉、そして新しく生きる奇跡の言葉を注いでくださっているのです。私たちはキリストの十字架と復活の出来事によって、「共に生きる」ための勇気と優しさを示されたのです。私たちがだれかに愛を込めて、言葉をかけるとき、それがどれほど小さな言葉であっても、そのとき私たちは奇跡の出来事とされる、復活のイエス・キリストの愛の恵みを溢れるほどに受けているのです。私たちがだれかのために祈るとき、それは、奇跡の出来事、復活のイエス・キリストの先立つ祈りが必ずあるのです。私たちは、主イエス・キリストの祈りを受けて、祈り、そして共に祈られて生きる者と変えられていきましょう。