特別集会

 

 

幼稚園集会

入園・未就園児クラス

申し込み

随時受け付けています

バプテスト東福岡教会

福岡市東区馬出4-13-15

TEL:092-651-3978

     092-651-6270 


アクセスカウンター カウンターカフェ

2015.5.3 「お互いのために祈る」 ヤコブの手紙5:13-20

1:  苦しんでいる人も、喜んでいる人も

 聖書は、「苦しんでいる人」は祈り、また、「喜んでいる人」は賛美しなさいと教えます。今日の言葉でいう「苦しんでいる」とは「不愉快」「不機嫌」という意味をもち、そして「喜んでいる」とは「愉快」であり、「機嫌が良い」ことを意味します。わたしたちは日々の生活において「不機嫌」なとき、そして「機嫌のよい」ときはいつものように起こっているのではないでしょうか。

 機嫌のよいとき、悪いとき。そして本当に苦しいとき、悲しいとき、そして喜びのとき、すべてのときにおいて、神様に祈り神様の御心を聞き生きていきたいと思うのです。神様は日々の生活のすべてにおいて、隣にいてくださるのです。

2:  ヨブを通して

 ヨブの強烈な信仰を表す言葉があります。「わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ。」(ヨブ記1:21)すべてを失った時のヨブの言葉がこの言葉でした。ヨブの姿は、祈ることの赦されている神様と人間の関係を教えています。ヨブは恵みを与え、また苦しみを与える神様に、喜びの賛美と祈りを献げ、また痛みの中で、神様に怒り、叫び続けたのです。これが祈りです。祈りは苦しみの中にあって神様を賛美し、そして、神様に怒りを叫ぶのです。この人間の叫びを神様は祈りとして受け止めてくださるのです。


3:  エリヤの祈り

 エリヤの祈りは奇跡を起こしました。祈ることで雨が降らなくなり、祈ることで雨を降らせ、実をみのらせたのです。ヨブの祈りは、喜びであり、苦しみの叫びでした。そしてエリヤは、その祈りによって、雨が降らないようにし、そしてまた祈りによって雨をいただき、地は実を実らせたのです。祈りは奇跡を起こすのです。聖書の教えている最大の奇跡的出来事は、イエス・キリストの復活です。祈りによって、私たちは、このキリストによる新しい命に与るものとされていくのです。


4:  お互いのための祈り

 真理の道から迷い出た者を連れ戻す人。その人間の存在の大きさを教えています。そして16節では、「互いのために祈りなさい」と教えます。お互いのために祈ること。そして迷い出た者が神様の道へと回復されることは何よりも大きな出来事となるでしょう。そして、神様は、私たちが、そのような関係をもって、ともにお互いのために祈る者となるように願っておられるのです。お互いのために祈りあう。わたしたちはそのような関係に繋がれていきたいと思うのです。