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2014.2.16 「神様の望み」 Ⅰテサロニケの信徒への手紙5:16-18

1:  信仰の中心の御言葉

 テサロニケの信徒への手紙は、パウロが記した最初の手紙とされるものです。最初期に記した言葉「いつも喜んでいなさい」という言葉は、パウロの伝道の最後においても記されています。パウロにとって「喜び」は信仰を支え導いた神様の御言葉であったのでしょう。伝道を行い、投獄されても、信仰の中心にあった御言葉は「喜んでいなさい」です。それは今私たちに「喜び」「祈り」「感謝」、これが信仰生活の中心の御言葉であると教えるのです。

 

2:  キリストにおいて 

 そして、今日の御言葉を読み取るときに大切な言葉は、そのあとの言葉にあります。「これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」(18)「喜び」「祈り」「感謝」。これは、「キリスト・イエスにおいて」与えられるものです。そして、それは、「神さまが望んでおられること」つまり、神様の御心のうちに、私たちの「喜び」「祈り」「感謝」はキリストの・イエスにおいて、望まれているということです。

 

3:  十字架のイエス・キリストにおいて

 イエス様は十字架の前にこのように祈られました。「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように。」(マルコ14:36)

 苦しみの十字架、その痛みをイエス様は「取りのけてください」と祈りました。それほどの痛み、それほどの苦しみ、心の嘆き。そこには私たち人間が受け入れたくない心の悲しみを表します。キリストは、そのすべてを御心のままに受けて、死に向かわれました。それが十字架です。イエス・キリストは、十字架の死を受けられたのです。

 わたしたちは、この「十字架のキリスト・イエス」において、「喜び」「祈り」「感謝」をいただくのです。ここに神様の愛があります。

 

4:  兄弟姉妹の内に

 わたしたちは、十字架の主イエス・キリストが共におられることを、どこから感じることができるのでしょうか。わたしたちはイエス・キリストの愛を兄弟姉妹の内に感じることができるのでしょう。信仰共同体としての兄弟姉妹のうちに、イエス・キリストは現されます。神様の愛が示されるのです。わたしたちは、イエス・キリストが共にいてくださることを、兄弟姉妹との関係から感じ取るのです。

 そのために、「霊」の恵み、「聖霊」なる神様の導きを受けとりたいと思います。わたしたちは、平和の神様の導き、聖霊の助けを受け取りたいと思います。

 わたしたちは、主イエス・キリストによって愛されています。わたしたちはキリストに愛されている者として共に聖霊に導かれ、共に喜び、共に祈り、共に感謝して歩んでいきたいと思います。