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2013.11.10 「神の国を受け入れる人」 マルコ10:13-16

 今日は、幼児祝福礼拝です。新しく命を与えられ、これから成長していく過程にある子どもたち一人ひとりが、今この時、誰一人忘れられることなく神様に愛されています。今日は、神様の愛の注ぎを、もう一度共に確認しましょう。

 

1:  イエスに触れていただくために 

 今日の箇所において、人々はイエス様に触れていただくために、子どもを連れてやってきました。

 私たちは子どもの祝福を願うものです。この親の思い、そんな思いは、時には度を過ぎて、周囲の思いを無視した、とても自分勝手な行動に見えるときもあるのではないでしょうか。

 

2:  憤り

 このときの弟子たちの反応「子どもを連れてきた人びとを叱った」という弟子たちの反応、大人の集まりを妨げること、中断するような行為は「叱られて」当然だったのです。

 しかし、イエス様は、この弟子たちの行動に対して憤られたのです。イエスさまは、大人側の都合で、それはどのような大人の都合があったとしても。子どもが神様の御許にくることを妨げてはならないと激怒されたのです。こどもが御許に来るのを妨げられる時に、その祝福を妨げられるときに、イエス様は「憤られた」のです。

 

3:  妨げてはならない

 「子ども」とは、まさに、これから学び、成長していくものでしょう。今は、未経験で、何も知らない者。これから生きていくのに右も左も知らない、判断のできない小さな者です。そして、そんな「子ども」を、神様は愛して迎えてくださっているのです。

 

4:  呼び寄せる方

 イエス様はこどもたちから、弟子たちも、そして、わたしたち一人ひとりを、呼び寄せているのです。どれほど小さくても、どれほどキリストから離れていても、キリストを裏切っても。神様は呼び寄せてくださる。神様は呼び寄せてくださっている。

 そして抱き上げて、手を置いて、祝福してくださいます。主イエス・キリストは、丁寧に、一人ひとりに愛の祈りを祈ってくださるのです。私たちはキリストの愛に与り、そして、お互いに愛しあい、祈り合って歩んでいきたいと思います。