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2013.5.12 「成長を信じて」 マルコによる福音書 4:26-29

1:   命の養い主 神様

 今日の聖書の御言葉、イエス様の言葉は、この「種まき」の話を通して、私たちの本当の「命の支配者」「命の養い主」を教えています。創造主なる神様は、世界を造られました。そして神様は私たち人間を造られたのです。私たちの人生、一日一日の命が、神様によって養われ、育まれている命なのです。

 わたしは、「自分の命は自分のものだ」と思う時があります。皆さんは、どのように思っているでしょうか。「自分の命は自分のものだ」と思う時はないでしょうか。今日の聖書の御言葉は、そのような私たちに教えるのです。「命を支配しているかたは神様」だと。そして「命を養い、成長させるのは神様だと」教えているのです。

 

2:   悲しみという躓き

 神様に与えられた、私たちの命、神様に養われている私たちの人生です。

 しかし、それにしては、とんでもない事故や苦しみ、大きすぎる悲しみ、耐えることができない痛みの出来事が多くあるのではないでしょうか。3:11の東日本大震災もそうです。愛の神様、平和の神様が養ってくださっている命とは、到底思うことができないほどの悲しみの出来事が、この世界中に起こりつづけている。それが私たちの見る、現実ではないでしょうか。この悲しみに出会う時、それが神様を信じることができない、最大の躓きになるのではないでしょうか。

 

3:   共に生きる方 イエス・キリスト

 神様は悲しむ私たちのために、自らの命を注がれました。それを表したのが、イエス・キリスト、その十字架と復活です。神様は言います。「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。」(詩編126:5-6)と。

わたしたちが生きること、それは悲しみを乗り越えることと言っていいほどに、人生は、多くの苦しみや悲しみの連続かもしれません。わたしたちの人生には、涙の時、苦しみの時があるのです。私たちの悲しみ、苦しみに命を懸けて共に生きる方、共に苦しみ、共に悲しまれる方がイエス・キリストです。

イエス・キリストを通して、神様は愛を注がれたのです。神様は、イエス・キリストを通して、私たちの命を養い、愛しているのです。そして、涙は必ず、喜びに変わると、涙は、必ず喜びの歌と変えられるのです。

私たちは神様が私たちの命を育んでくださることを信じていきたいと思います。命を神様にお預けして、私たちの成長を命の主に委ねて生きていきましょう。